久慈市には、「公共施設等総合管理計画」というものがあり、計画の中で、現在保有する約220施設を維持し続けることは財政的に困難であることが明記されています。つまり、計画の着実な実行がなされなければ、久慈市の存続が叶わない日が到来することもあり得ます。
人口減少等により財政は厳しさを増すなか、市民サービスを維持し、市民満足度を高めていくためには、行財政改革に加え、「より満足度を高めるための施設の集約統合」や「人口減少に合わせた施設の廃止」などが必要不可欠です。
今後、「長年愛されてきたけど、コストパフォーマンスが悪くなっている施設」と「久慈市の未来存続」を天秤にかけなければならないような選択が迫られることもあり得ます。辛いですよね…でも、そうしなければ、我々の住む久慈市そのものが途絶えてしまう現実がすぐそこまで迫っています。
当然、身勝手に進めるわけにはいきません。市の体制強化や市民のみなさまへの説明を尽くすなかで、久慈の未来を市民1人ひとりが「ジブンゴト」として考えていくことが必要です。