活動報告 CHANGE KUJI vol.4

活動報告 CHANGE KUJI vol.4 PDFファイル

2024 年5 月号
久慈市 市議会議員 岩城りょうの活動報告

 久慈市議会議員の岩城りょうです。日頃より、活動にご理解ご協力をいただきありがとうございます。
 今回の『CHANGE KUJI Vol.04』では、一般質問や日頃の活動についてお知らせいたします。なお、6月議会の内容については、8月1日発行のかだってタイムズ№ 80 をご覧ください。

未来志向の対話で、暮らしを守り未来を創る!

 市議会議員就任から1年以上が経過いたしました。この間、力強い応援をいただいている方々、いつも優しくお支えいただいている方々、久慈市の未来を一緒に語らってくださる方々、すべてのみなさまに心から感謝を申し上げます。みなさまから託していただいた1,860 票というとても重みのある数字を忘れることなく、これからも約31,000 人全市民の代表として走り続けます。
 今後とも、夢と希望にあふれる久慈市を創るため、力の限り活動をしていきますので、引き続きのご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。また、市民のみなさまとお話をする場を大切にしていますので、遠慮なくお声がけください。

遠藤市長へ会派での要望活動を行いました!

市役所庁舎の建て替えに係る基本構想の策定

 建設から約50 年が経過し、設備の老朽化や維持管理費用の増加、防災拠点としての対応力の強化の必要性等、様々な課題を抱えています。

 これからの時代に求められる庁舎のあり方について丁寧かつ十分に検討したうえでの新庁舎の建て替えに係る基本構想の策定を要望しました。

 市は、これまでも検討してきているが、財源確保が課題であり、もうしばらく時間を要するとのこと。

 今後とも、機会を捉えて話題に取り上げていきます。

総合防災公園への民間活力の導入

 民間の優良な投資を誘導し、公園管理者の財政負担を軽減しつつ、都市公園の質の向上、公園利用者の利便の向上を図ることが期待される公募設置管理制度の活用による民間活力を活かした公園のあり方について検討を進めていただくよう要望しました。

 市は、防災施設としての用途を大切にしながら、引き続きより良い活用策について検討していくとのことでした。

 今後とも、市民に親しまれる防災公園を目指し活動をしていきます。

活動の一部をご紹介いたします!

久慈青年会議所のみなさんと

これからの久慈市を担う現役世代のみなさんとの有意義で貴重な時間となりました。

県学童保育連絡協議会総会にて

学童久慈市連協会長として、実情と課題について関係者の方々の前で魂を込めてスピーチ。

工場見学

㈲丸與木材店様の工場や現場を見学。山林の持つ多様な公益的機能を維持しながら、木材資源を将来にわたって利活用していくため、計画的かつ適正な森林経営の必要性を再認識いたしました。

麦生漁港にて

南侍浜漁業研究会様の取組や展望についてご説明をいただきました。環境変化に適応した自然共生漁業の在り方について研究していきます。

令和6年6月定例会議

関連質問をしたので、その内容を抜粋してご報告いたします。

市内経済について問う!

【質問の意図】
久慈市の成長にとっての起爆剤となり得ることが期待されている洋上風力発電事業について、市が目指すスケジュール感や市民理解を醸成するうえでの姿勢を伺うことで、今後の見通しを明らかにしようとしたもの。

質問

現在の経済状況に対する分析及び今後の経済の活性化に向け、重点的に取り組んでいく施策を示せ。

市長

 重点施策として、洋上風力発電事業の実現、琥珀と恐竜を生かしたまちづくりなどを推進し、当市ならではの事業を起点に、関連産業の集積及び雇用の創出を図っていく。
 また、市内事業者への支援として、引き続き、資金調達の円滑化に向けた市独自の利子及び保証料の補給を行うとともに、中心市街地への出店に向けた空き店舗出店費補助金による助成事業や商工会議所等の関係機関と連携した各種事業の実施などにより、地域経済の循環を促進していく。

岩城

洋上風力発電事業について、有望区域に整理されるための課題のひとつである漁業関係団体との調整に一定の区切りをつけたい時期はいつか。

企業立地港湾部長

地域に根を下ろした事業としていくためには、漁業者との対話が全てである。双方が納得するまでしっかりと議論を重ねていくというプロセスを重視したい。

岩城

取組状況や今後の方向性について、市民にどのように発信していくのか。

企業立地港湾部長

海洋教育フォーラム等の場において、市民理解を深めていく取組、また広報等やチラシ等でもできる限り情報発信に努めていく。

雇用創出について問う!

【質問の意図】
働きたいと思える仕事がなければ、若い人は出て行ってしまう。帰ってこられる久慈、いつまでも住み続けたいと思える久慈であることが必要である。雇用創出への取組について、更に力強く進めるべきとの想いから、市のセールスポイントについて伺ったもの。

質問

雇用創出に向けた取り組みを示せ。

市長

企業誘致については、久慈市企業誘致促進協議会と連携し、地域の核となる既立地企業の関連企業や事業で用いる電力を100%再生可能エネルギーで調達しようとするRE100 参加企業、再生可能エネルギー関連事業者等への企業訪問及び情報交換に努めている。
市内企業への支援については、状況に応じて、国、県の支援制度などを紹介しながら、課題の解決及び事業規模の拡大が図られるよう支援に努めている。
また、創業希望者の育成と創業支援については、ワンストップ相談窓口を企業立地課内に設け支援に努めているほか、商工会議所や市内金融機関等の創業支援事業者においても、創業希望者向けセミナーの開催や久慈・ふるさと創造基金等による資金面での支援を行っている。

岩城

企業誘致において、1700 以上もある自治体のなかで選ばれるまちになるためにどういった業種を誘致していくのか。

市長

洋上風力発電事業、カーボンニュートラルに積極的に取り組む久慈市をキャッチフレーズにしていきたい。資生堂にも働きかけをしている。環境に配慮した工場誘致、企業誘致を通じて経済の活性化、雇用の拡大を図っていきたい。

子育て支援について問う!

【質問の意図】
子育て世帯の流入、定着促進につながる施策の展開と評価検証が重要であり、デジタルツールの活用などによる「当事者のリアルな声」を把握していくことが必要である。子どもたちに誇れるまちを目指す以上、どのような考えで今後の運営にあたるのか改めて伺ったもの。

質問

ひとり親家庭や子育て世代を対象とした意見交換会やアンケートを実施したか。

市長

現在、第3期久慈市子ども・子育て支援事業計画の策定事務を進めており、小学6年生以下の児童を持つ保護者に対するアンケート調査を本年4月から5月にかけて実施し、現在、集計作業を行っている。
また、昨年度は、山形町内の保育ニーズ調査を実施し、かわい児童館の保育内容の拡充を行ったほか、一昨年には、山形町の山形ビジョン推進委員会と勉強会を重ね、昨年度、新たに山形地区の児童を対象とした放課後の子どもの居場所づくり事業を開始したところである。
さらに、岩手県においては、令和5年度に各市町村と共同で独り親家庭等実態調査を実施したところであり、市においては、集計結果を基に、独り親家庭等のニーズを把握し、適切な支援策を検討していく。

岩城

市民の理想と現実のギャップを把握し、各種施策や事業計画に反映していくことが大切である。事業の評価検証に加え、久慈市の将来像を描きながら、今後の事業を検討していくことが必要である。これまで以上にきめ細やかな方法による意見把握が必要であるが考えを伺う。

生活福祉部長

久慈市で子育てをしたいと思ってもらうための施策はどうしていくべきか、財政状況等も考えながら検討していかなければならない。市民ニーズ、意見は非常に大事であるので、今回もQRコードを活用したが、今後も様々なニーズ調査は実施していきたい。

久慈市の未来像について問う!

【質問の意図】
行政、とりわけ政治というものは、困難な時代を力強く進み、子どもたちに夢と希望を持たせていくことが求められる最重要な部分だと思っている。様々な施策はありながら、何を最重要部分に据えてまちづくりを行っていく覚悟であるか伺ったもの。

質問

10 年後のあるべき姿をどのように描いているか示せ。

市長

久慈市沖での洋上風力発電事業の実現、環境に配慮した大規模工場の誘致、琥珀と恐竜を生かしたまちづくりなど、当市ならではの事業を起点として関連産業の集積を図り、県北地域の拠点都市として、雇用・所得環境を改善し、特に若者がしっかりと生活できるまちづくりを進める。

岩城

目まぐるしく変化するこれからの時代は、強力に発信する力、確かな実行力、時代の先を読む圧倒的なスピード感、加えて市民との未来志向の対話が求められる。市は、今後、様々な施策がありながら、答弁のあったあるべき姿を実現していくためにどのような姿勢でまちづくりに臨むのか再度伺う。

市長

3つある。施策を実行するためには財源が必要である。財源がないとアイデアだけでは難しいというのは実感をしている。2つ目は人材である。人の人脈は非常に大事である。市民との人脈に加えて、省庁との人脈、企業との人脈をつくっていくことも必要である。3つ目は情報である。情報化の時代に、日々どんどん変わっていく社会状況を捉えながらまちづくりを進めることが必要である。
 また、市民との対話も大事である。特に、これからの久慈市をつくっていく、背負っていく若者、そして女性の声を聴きながら施策を展開していくことが非常に大事である。

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